• 関西日米交流フォーラムでは、職種・専門領域・大学の壁を取り外し、自由な意見交換をする場を提供しています。年4回(1月・4月・7月・10月)例会を開催しています。

10月開催のフォーラム

10月例会は、話題提供者に平野歩さん(大阪大学大学院国際公共政策研究科・博士後期課程)をお迎えし、開催いたします。

会場の場所は「こちらをクリック」して下さい

*参加申し込みは「こちらをクリック」して必要事項の記入と送信をお願いします。申込期限は10月22日(火)24時までです。

「日本と米韓同盟―1950年代の『韓国ジレンマ』に注目して―」

 日本の安全保障にとって米韓同盟はどのような役割を果たしてきたのであろうか。本報告はそのような問いから1950年代を戦後地域秩序の基点として、「韓国ジレンマ」に注目しながら日米韓関係を見つめ直そうとするものである。
 本報告における最も大きな問いは、1950年代の日本政府および日米当局は安全保障の観点から韓国及び米韓同盟をどの様に認識し、行動したのかである。日本の安全保障上の韓国の重要性のみならず、反日的な態度を鮮明にしていた李承晩政権への評価や韓国を軍事的懸念として認識していた可能性、さらに米国の政策決定に日本側の認識が影響した可能性について検討する。 

Japan and the US-ROK Alliance: Focusing on the ‘Korean Dilemma’ of the 1950s

What role has the US-ROK alliance played in Japan’s security? This research seeks to answer this question by re-examining Japan-US-ROK relations, focusing on the ‘Korean Dilemma’ of the 1950s as a starting point for the post-war regional order.

2021年4月~ 大阪大学大学院 国際公共政策研究科 博士後期課程
2021年3月  大阪大学大学院 国際公共政策研究科 博士前期課程 修了(修士:国際公共政策)――――――――
2021~2024年3月 大阪大学ティーチング・フェロー(TF)
2021~2024年3月 科学技術振興機構(JST)次世代研究者挑戦的研究プログラム
2019年10月 「日米韓同盟 ― 相克を超えた戦略的アプローチ ―」防衛省防衛研究所主催 国際安全保障フォーラム・イン・関西2019-20

2021~ PhD Programme, Osaka School of International Public Policy (OSIPP), Osaka University
2021  M.A. in International Public Policy, Osaka University
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2021~2024.3 Teaching Fellow, Osaka University.
2021~2024.3 Challenging Research Program for Next Generation Researchers, Japan Science and Technology Agency.
2019.10  “The Japan-U.S.-ROK Alliance: A Strategic Approach Beyond Rivalry.” International Security Seminar in Kansai organized by the National Institute for Defense Studies (NIDS).